強雨予想だったのが前日に突然快晴予想に変わり素晴らしいお天気に恵まれました。
日差しだけなら初夏のようです。
私は初地中海ですが、深緑の海の色が素晴らしいです。
潜ってみたいなー。
ホテルの窓から
ニースからモナコへ。途中、エズ村に立ち寄りました。
中世、異教徒のサラセン人などからの攻撃を防御するため、山の頂に石の壁を囲んで作った村だそうです。
確かに建物と建物が非常に近接しており密集感がすごい。こういう街の作りは初めて見たので新鮮です。
宮崎駿っぽい。
エズ村から車で走ること15分(ニースからエズ村も15分)、モナコに到着。
F1の開催地とのことですが、
F1に関する私の知識といえば、
中学の同級生がアイルトンセナの大ファンで、彼が死んだときは1年喪に服して体育の授業に出なかったとか、
その後、子供にセナと名付けた とか、
全くF1に関する知識ではありません。
そんな感じなので、
私としてはモナコ湾やヘアピンカーブには特に思い入れはないのですが、
運転手はJ君なのでまずはそこからスタートです。
その後、ちょっとした人種差別なのかと思われるほど塩辛いオニオンスープを出すcafe de parisで食事をし、モナコ散策。
山と海に囲まれとても美しい街ですが、どう考えても急斜面に建物が濫立しすぎで、しかも一見して老朽化著しい建物も多く、自然災害に耐えうるんだろうかと余計な心配をしてしまいます。
夜は縁あるJoël Robuchonでディナーの後、カジノ。
シャルル・ガルニエ作のグランカジノです。
社交場として栄えたという歴史からだと思いますがべガスやマカオやソウルのカジノとは全く異なる感じです。
個人的には、べガスはエンターテイメント、マカオは賭場、ソウルはちょっと作ってみた、という印象のカジノですが、
グランカジノはイブニングドレスやタキシードに身を包んだ人々がカジノに興じながら談笑するといった風情です。
もっとも、浅田次郎の本によると、ハイシーズンにはべガスやマカオ並にハイローラーが集まりあぶく銭が湯水のごとく使われるとのこと。見てみたーい。
我々は自らの労働の対価によって生計を立てている労働者なので、
ちょっとだけ賭けて少し増やしたところで
さっさと退散。
グランカジノ
ホテルはHotel Metropole Monte-Carlo。ルームサービスを含めたホテル内の全ての食事をロブションが監修しているとのことで、朝食が待ちきれない感じでした。
ホテル正面