2011/01/29

supermarket

イギリスに来るにあたり

一番不安だったのは

食。

実際、来た当初は、うっかり一見で入って、一口食べて、静かにフォークを置いて、出て行ったことも数度あります。

しかし、

外がダメなら家で食べればいいじゃない

ということで、

我が家の家ごはん率は軽く8割を超えることとなりました。

台所隊長は

もちろん

J君。

私、

見習い。

まだ、焼き場はまかせてもらえません。

そんな家ごはん率なので、

図書館で勉強した後はスーパーに寄ってから家に帰るのが日課です。

家の近くには

TESCO

Sainsbury's

Marks & Spencer

Waitrose

Whole Foods

の5つの大きなスーパーがありますが、これらは各々見事にターゲットが異なり、これらのスーパーをまわることで英国のクラス社会の縮図を見ることができるような気がします(多分)。

TESCO、Sainsbury's
庶民派スーパーマーケット。安い。もう一つのASDAと合わせてイギリス3大スーパーマーケットで、少なくともロンドンにあるものは有色人種が多いというイメージです。 品物もスタンダードラインと割高良質ラインを設け、幅広い顧客層を誇ります。顧客が多いせいかその他の要因のせいかは分かりませんが、陳列が乱れていたり、パッケージが破れていたり、野菜や肉があまり新鮮ではないので、Waitroseの方が近いこともあり我が家はあんまり行かなくなりました。でも、WPのFoodEmporiumのように開いていない牛乳を探す方が大変、とか、割れてない卵がない、とか、お菓子売り場のクッキーが食べかけ、という程にカオスなわけではありません。日本との比較でいえば、イトーヨーカドーでしょうか。

Marks & Spencer
食料品だけではなく衣料品や日用品色々を売っています。英国産だけを取り扱うという方針で創業され(今は違うそうですが)イギリス人には長く親しまれているスーパーマーケットのようです。その昔は高品質というイメージで売っていたようですが、今はそういう雰囲気はかけらもありません。食料品もCMのせいでレディメイド(冷凍食品)のイメージが強いのであまり行きません。服は問題外。

Waitrose
高品質、良サービスをモットーにしているスーパーで、顧客層は明らかにミドルクラス以上を狙っている感じです。 アジア人以外の有色人種はあまりいない印象。そのイメージから、高いと言われがちなことを気にして(?)最近では、値札の横に「Sainsbury'sと一緒!!」との記載や、「これも、あれも、それも、みーんなSainsbury'sと同じ値段!!」というCMを流しており涙を誘います。野菜もお肉も新鮮で、全体に清潔なので我が家は基本的にはここがホームスーパーマーケットです。

  


Whole Foods
オーガニックフードのみを置くスーパーマーケットです。J君の大学では新学期のガイダンスで、ここは驚く程高いスーパーなので一度行ってみるといい、と観光地さながらの紹介がされたそうです。確かに、客層は他のスーパーに比べると別格な感じです。バーキン、エコバック説が浮上するほど(しない)。ただ、実際にはそこまで高い訳ではありません(紀伊国屋とかの方が高いかな)。回転が悪いのか、何度かダメな野菜と果物がありましたが、お買い物をしていて一番楽しいのでよく行きます。

基本、野菜は量り売り
 ドライフルーツ
オリーブオイル
パスタなど
穀物やシリアルも量り売りあり。お醤油も。