今日は学費据え置きのデモがありました。
外国人学生(イギリス人でない)もたくさん参加している様子で、
嫌なら国へ帰れ
という話にはならないんだろうかと不思議に思いましたが
結局ただの学生のお祭りなので
比較的暖かい目で見守られているようです。
(と、これを書いた昼くらいには思っていたのですが、その後、学生が暴徒化して英皇太子夫婦や果てはTop Shopまで襲われるなど、大変な騒ぎになってしまいました)
そういえば私の行っていた大学は
90年代後半にもなって、なお、政治的なデモやハンガーストライクなどが頻繁に行われる
なかなかレアな大学でした(盆地だからかな・・・)。
特に昔からある学生寮に住んでいた人たちは半強制的にデモに参加させられたり、
夜中に
「3点セット(マスク、ヘルメット、ゲバ棒)を持って玄関に参集されたし」
というアナウンスで起こされたりしており
(歴史的に学生運動のさかんな寮なので、バイト先に提出した履歴書の名前が偽名だったから私文書偽造とかそういうくだらない話で普通に公安がくる。そしてなぜか立ち向かう。)、
なかなか興味深い学生生活をおくっていました。
かくいう私も
御所近くでデモ中の友達に呼び止められ、立ち話をしていたら公安との小競り合いに巻き込まれ(公安に)写真を撮られたり、
フェミニズムの勉強をしようと女性問題研究会の門を叩いたら「そのピアスが何なのか考えたことがあるか」と問われ「え?アメジストだと思いますけど・・・」と答え呆れられたり、
任官拒否をされた人の講演会に行ったら一緒に「インターナショナル」を歌わされたり(日本語版)、
近代思想の研究会と聞き会合に立ち寄ったらただの新興宗教で、以降行かなくなったら「心配しています。」との電報が来たり、
ワナというワナに引っかかりまくっている感じですが、
結構楽しかったです。