2011/08/14

dissertation 11500/15000

論文も大詰めを迎える中、

書いているうちに天啓を得るに違いない

と保留にしていた結論がなかなか定まらず苦しい。。

大風呂敷を広げすぎ収拾がつきません。

来週の今頃は結論も定まってるんだろうな。結論教えてほしい。。

とふと考えて結構ホントに煮詰まってることを実感しました。

煮詰まりながら、色んなサイトを見ていると

暴動の後日談などがたくさん出ています。

rioter(暴動に参加している人)に感動的な説教をした黒人女性の話とか



その女性をオリンピックの聖火ランナーにしようという話とか(無茶やわ)

UKアマゾンで金属バットの売れ行きが6541%増だったとか(武器は購入するらしい)

rioterに襲われあごを手術するほどの重傷を受けた後、介抱をするふりをしながら近づいてきた別の若者にバックパックから財布などを盗まれてしまったマレーシア人留学生の話とか(これは暴動当時からBBCでも流れてた)



その後のインタビューでに加害者についてどう思うかを聞かれた彼が「かわいそうに思う。相手は子供だったんだ。とても悲しいことだ。」と言った話とか



きりがありません。

2011/08/10

Riot

ロンドンを中心に英国各地で発生した暴動も沈静化しつつあるようです。

この暴動、黒人少年が警察に射殺されたことに端を発したものですが、

暴動化してからは単なる破壊と略奪のゲームに変化したというのが大方の見方です。

暴動に参加した少女達が

「私たちはやりたいことをやるって金持ちに見せてやるのよ」

などとBBCにコメントをしており、

いかにもただ騒ぎたいだけだな

と私なんかは思うわけですが、いずれにしても明確な思想信条に基づくものではないようです(思想信条があったって祭には変わりないのかもしれませんけど)。

昨年8月に来英してから実に4度目の暴動で、

今回ほど大規模なものは初めてながら、いずれも平和裡に始まったデモから一部が暴徒化、これに便乗する形で破壊、略奪行為が行われるというもので、

若年層の民度の低さに驚きを禁じ得ません。

長引く不景気に基づく高い若者失業率(22%)が少年達の社会からの疎外感を高めている

というのがどうやら通説なのですが

ビールを飲みながら物乞いをする健康そうな若者を見るにつけ

それ以前に教育課程と福祉政策に何か致命的な欠陥があるんじゃないかと思わずにはおれません。
 

 スーバーというスーパーが全て早々に閉まってしまいました。
Waitrose


 Whole Foods


 Sainsbury's 


これは前回の暴動の時

2011/08/04

dissertation 4388/15000

なかなか論文も進まない中、

london zooへ行ったり、


今年の目玉はペンギンビーチ。
餌付けはペンギンショウじゃないって誰か教えてあげて。


1ペンスコインにペンギン絵柄などを刻印できる機械
日本でやったら捕まる。


Eton College+Windsor城に行ったり、


Eton College


 Windsor城


買物へ行ったり、


運動靴じゃない


カートへ行ったり、


屋内で1時間走り続ける。


やっぱりアメリカ人どうかしてる、と思われるゲームに興じたり、


おそろしいほどに自由。
神奈川県では有害図書指定。


何故か三国志(横山光輝)に今更ハマったり、




男子中学生の夏休みのような毎日をすごしています。

孔明がいれば劉備玄いらなくない?エンジニア集団のトップが文系っていうのと一緒?

という話をしたいような気もしますが、せっかくなのでEton Collegeの話を。

Eton Collegeは男子全寮生パブリックスクールで歴代首相などを輩出する英国で最も有名な名門校です。ウィリアム王子など多数の王室の人々もここの卒業生だそうです。

13歳から18歳までの少年が在学し、ハウスと呼ばれる寮に少人数ごとに振り分けられ寮監家族とともに居住します。

燕尾服を制服にラテン語を学び、フェンシング、レガッタ、ラグビーなどのスポーツに加え演劇にも力を入れるという、映画や小説などに出て来る全寮制パブリックスクールは全てこの学校をモデルにしているのではないかと思うほど、見聞きしているパブリックスクールのイメージどおりです。

中でも興味深かったのは「王の学徒(King's Scholars)」と呼ばれる奨学金を受ける成績優秀者のシステム。

彼らは他の生徒とは取り扱いを異にされ、ガウンを羽織ることを義務づけられ、夕食さえ別に取るのだそうです。そのディナーを作る厨房も学校創立時(1440年)から存在する英国最古の厨房で、ミシェランで星を取ったこともあるそうです。

このように伝統と規律を重んじるイートン校は階級社会の元凶として批判されることもあるようですが、

外人の私からすれば、

nobless obligeの精神はこういうところで育まれてるんだわ。素敵。

とのんきな感じです(事実MI6など国防に関する部署には未だ多くの貴族が所属するそうです。ウィリアム、ヘンリー両王子も軍人。)。

日本の男子6年一貫校も独特の文化が残っているところが多いみたいですね。

学習院の赤ふんどし沼津遠泳とかラサールの桜島一周遠行とか。

多感な時期に経験するこういうイベントは何にも代え難い一生の思い出となるのでしょう。

まあ、自分がやれって言われたら絶対嫌ですが。