2011/08/10

Riot

ロンドンを中心に英国各地で発生した暴動も沈静化しつつあるようです。

この暴動、黒人少年が警察に射殺されたことに端を発したものですが、

暴動化してからは単なる破壊と略奪のゲームに変化したというのが大方の見方です。

暴動に参加した少女達が

「私たちはやりたいことをやるって金持ちに見せてやるのよ」

などとBBCにコメントをしており、

いかにもただ騒ぎたいだけだな

と私なんかは思うわけですが、いずれにしても明確な思想信条に基づくものではないようです(思想信条があったって祭には変わりないのかもしれませんけど)。

昨年8月に来英してから実に4度目の暴動で、

今回ほど大規模なものは初めてながら、いずれも平和裡に始まったデモから一部が暴徒化、これに便乗する形で破壊、略奪行為が行われるというもので、

若年層の民度の低さに驚きを禁じ得ません。

長引く不景気に基づく高い若者失業率(22%)が少年達の社会からの疎外感を高めている

というのがどうやら通説なのですが

ビールを飲みながら物乞いをする健康そうな若者を見るにつけ

それ以前に教育課程と福祉政策に何か致命的な欠陥があるんじゃないかと思わずにはおれません。
 

 スーバーというスーパーが全て早々に閉まってしまいました。
Waitrose


 Whole Foods


 Sainsbury's 


これは前回の暴動の時