リトルダンサー(邦題)のミュージカル版です。
映画は10年くらい前に1度観たきりですが、炭坑の街で若葉のような少年がバレエと出会い羽ばたいていくという、少年の瑞々しさが印象的な映画でした。
ミュージカルは、ミュージカルというよりもダンスと演劇といった感じで、歌の部分はあまり印象に残らず、全体にちょっとドタバタした感じでした。
ビリー役の子役も、あの年齢にしてはとてつもなく上手なのでしょうし、3時間ほぼ出っぱなしであることを考えると
尋常じゃない才能と身体能力の持ち主
なのだとは思いますが、
ほー、すごーい。
といった感じで、心を打たれるという感じではなかったかな。。
ただ、ビリー役の子供とおそらくは成人したビリー役と思われる男性バレリーナが同じ振り付けで踊る場面は、
とても感動的でした。
少年のひたむきでがむしゃらなバレエに対する一生懸命さが
実を結び
こんな風に優雅に完成される
ということが観てとれ
忘れがたい場面でした。
スコットランド英語は半分以上分かりませんでしたが、
(「ウンダスタッド」がunderstandだと気付いたのは前半終了間近)
ちびっこの起用と労基法の関係が気になったりもしましたが(余計なお世話)、
面白かったです。
異常気象も終わり着々と気温が下がっています。