2012/01/20

Graduation Ceremony II

昨日はJ君の卒業式でした。

夫婦共に無事留学に来た目的を果たせました。よかった。

来る前には知らなかったのですが、

英国のLLMは結構普通に落ちます(この場合次の年に追試)。

これまでにLLMを卒業出来なかったという話は聞いた事がないので、この英国特有のクリティカルな事実については他の日本人弁護士留学生と

落ちたら事務所にどう説明するか

ということを戦々恐々と話し合ったものです。

(事務所には伝えず、HPのプロフィールには「卒業」と書かなければ詐称じゃない、という強気な人も多数)

結局、知っている日本人弁護士留学生はみんな無事卒業できたのですが、

一転、

ま、普通にやってれば落ちないんじゃない

とか言い出したりなんかして、

さすがハッタリ稼業。

業の深い職業です。

ところでJ君の卒業式ですが、

J君の行っていた大学はなぜかアジア人が少なく北欧などからの留学生が多く、ややもすれば

香港?

みたいだった私が通った大学とは随分雰囲気が違います。

そんなスクールカラーを反映してか、卒業式もバービカンの綺麗なホールでした。ガウンもヴィヴィアン・ウエストウッドがデザイン。

 J君後ろから

ガウン横から。
 ヴィヴィアンだけあって女性にとても似合うガウンでした。
多分女性がドレスに羽織って美しいガウン
というコンセプトだったんじゃないかと思います。


壇上の教授陣も学位とおそらく出身校に応じた様々なガウンを身につけています


また、今年からロースクールがサマセットハウスの東棟に入ったそうで、卒業式では「かねてよりの悲願だった」と繰り返し言っていました。

サマセットハウスはJ君の大学の隣で私の大学からも徒歩5分程なのでもはや我々の留学生活の一部です。本当に美しい建物なので、これから英国にLLM留学する人にはJ君の大学を勧めてしまうかもしれません。


夏のサマセット・ハウス

冬のサマセット・ハウス(逆側)
Tiffany主催のスケートリンクが設けられます


キングスベア


 全然関係ないけどバービカンの警察署
すてき