雲一つない快晴に恵まれたので
満を持してグエル公園(世界遺産)へ行きました。
それにしても地中海の真夏のような日差しなのに風が冷たいという気候にはなかなかだまされます。
日本は日差しが強ければ暑いし、イギリスはなんであれいつもなんとなく寒いので、着るものに困ることはなかったりしますが、地中海はいつも寒かったり暑かったり悩ましい。
そんなグエル公園。
ガウディがグエル伯爵という人と夢のある住宅地を作ろうといって着工したそうなんですが、ちょっと夢がありすぎて売れず計画頓挫となったそうです。
まあ、しょっぱなからこれだから仕方ない
有名なとかげに何か食べさせようとするちびっこ
天井
どうやら遠足や修学旅行先になりがちなようで、山のようにちびっこがいました。
そんな中、ちびっ子達とハイタッチをしながら歩くアジア人女性が。
引率かな?
と思いきや、ちびっこに
「ニーハオ」
と声をかけられ
「ニーハオじゃねえ」
とニコニコ笑っていました。単なる男前な日本人旅行者だった模様。
そんな様子を傍目に見ながらテクテクと歩いているとどこからともなく音楽が。
そんな様子を傍目に見ながらテクテクと歩いているとどこからともなく音楽が。
この人たち
続いてこの人
ロンドンの地下鉄で演奏してる人たちに
人前で演奏してお金をもらうというのはこういうことなんですよ
と諭したい。
東京の地下鉄であんな演奏してたらストレス限界のサラリーマンに刺されるよ、ホント。
さて、
ここからはバスに乗って
カタルーニャ音楽堂(世界遺産)。
カタルーニャ音楽堂(世界遺産)。
モデルニスモの建築家Lluís Domènech i Montanerによる自然光の入る音楽堂。
ちなみに館内は写真厳禁です
ここ、トリップアドバイザーでサクラダファミリアをおさえ2位に君臨しているのですが、確かにすごく見応えがあります。
この時代の特徴なのでしょうけれども、とにかく細部へのこだわりが尋常でない。
たとえば、ひまわりをモチーフにしたシャンデリアが斜めになっているのですが、これは太陽を現している中央のステンドグラスに「向かっている」ということを現しているそうです。
また、左の柱にはカタルーニャを代表する音楽家(名前失念)の彫刻を、右の柱にはベートーベンの彫刻を施し、カタルーニャ音楽と世界の音楽の融合を現しているとか。
構想を全て詰め込む意気込みというか、情熱のカタルーニャ気質を感じます。
ただ、
世界の音楽家が集う場所ということで、天井に「バッハ」とか「モーツァルト」とか名前を書くだけ、っていうのはどうなんだろう。。
ここまでやるならせめて肖像画くらい描いてあげてはどうか。。
ま、そんな大らかなところも素敵ということで(適当)、
何にしても面白かったです。
その後、パエーリャを食べに海方向へ。
「日本人に分かりやすいパエーリャ」
ととあるブログに書いてあるお店でしたが、
なに人目線?
という疑問とともにそこに決定。
確かに、パエーリャを取り分ける前に
写真は撮らないのか
と言うほどに日本人慣れしているお店でしたが
十分美味しかったです。テラス席、直射日光で暑くて死にそうでしたが。
確かに、パエーリャを取り分ける前に
写真は撮らないのか
と言うほどに日本人慣れしているお店でしたが
十分美味しかったです。テラス席、直射日光で暑くて死にそうでしたが。