2012/03/21

Firenze 1

ローマ、ミラノに続いて

初フィレンツェ+ヴェネツィア

行って来ました。

やっぱり出だしは絶不調。

午前9時30分出発便のために5時起き、

ガトウィック空港に7時にチェックインしたも前日の便がキャンセルになったとのことで、既にすごい長蛇の列。

1時間待ってようやくチェックインカウンターに辿り着くと、

カ「飛行機が遅れてるので出発は12時30分になります」

え?今、8時30分ですけど?

カ「飛行機が大きすぎてフィレンツェの空港に入れないのでピサに着くことになりました。」

は?頭おかしいの??

meridiana fly最悪。絶対近いうちに潰れると思う。てか、潰れろ。

そうして一人7ポンドのバウチャーを持たされて12時30分を待つことになりました。

更に受難は続く。

腹立たしいやら眠いやらで、カフェで朝食を食べたにもかかわらずバウチャーを使うのを忘れた我々。

何とかしてバウチャーを使ってやろうとJ君がキャンディーを買おうとしたところ

インド人「バウチャーはフードにしか使えない」

J君「・・・THIS IS food」

インド人「(静かに首振る)」


インド人相手にごねたところで時間の無駄なのでバウチャーで買えそうなものを探していたら、

J君、犬のぬいぐるみ発見。

J君「ねえ、これ「イン コリア、、」て言って買ってきて。」


いや、ホントもうそういうの怖いからやめて。。

結局、1時近くに出発、ピサに到着後バスでフィレンツェの空港へ行き、そこから更にタクシー。

ホテルに着いたのは7時前。12時間かかりました。日本から行ける。

ヘトヘトになりながらようやくホテルについたと思ったら

ホテルっていうか宮殿・・・?

Palazzo Magnani Feroni



お部屋の天井が6メートル強、広さは90平方メートル。



ホテルがよければ大抵のトラブルは全く気にならなくなるタイプです。単純にできててよかったー。

このホテルはホントに素敵でした。大陸の豪邸にお邪魔している感じで、スタッフも親切、ドゥオーモまで徒歩10分。しかもそんなに高くない。

維持費だけでもとてつもなさそう。12室の宿泊費でやっていけるのかと余計な心配をしてしまいます。

ただやはりちょっと古くてバスルームが小さい(水回りが弱い)ことがダウンサイド。米国資本系のモダンで洗練されるホテルが好みの人にはおすすめできないかな。あと、すぐ隣にクラブがあるらしくちょっとうるさいのでそういうのが気になる人も無理かも。

その後、

夜のフィレンツェをウロウロして

 夜のドゥオーモ

ぶどう持ってるのかと思ってたら
昼間見ると生首だった

路上音楽家シリーズフィレンツェ編

遅めのディナーにIl Guscio

プリミのパスタが絶品。海鮮のうまみがぎゅうぎゅう。これは家では無理レベル。

肉はスペインの方が美味しかったかな。。



うすいパリパリの生地にシャンテリクリームが入っているだけのデザート。美味しい。



来週荷物を出すので今は段ボールに囲まれています。

この旅行記も帰国までに書き終えられるかな。。

2012/03/10

Barcelona3

雲一つない快晴に恵まれたので

満を持してグエル公園(世界遺産)へ行きました。

それにしても地中海の真夏のような日差しなのに風が冷たいという気候にはなかなかだまされます。

日本は日差しが強ければ暑いし、イギリスはなんであれいつもなんとなく寒いので、着るものに困ることはなかったりしますが、地中海はいつも寒かったり暑かったり悩ましい。

そんなグエル公園。

ガウディがグエル伯爵という人と夢のある住宅地を作ろうといって着工したそうなんですが、ちょっと夢がありすぎて売れず計画頓挫となったそうです。


まあ、しょっぱなからこれだから仕方ない


有名なとかげに何か食べさせようとするちびっこ


 天井

どうやら遠足や修学旅行先になりがちなようで、山のようにちびっこがいました。

そんな中、ちびっ子達とハイタッチをしながら歩くアジア人女性が。

引率かな?

と思いきや、ちびっこに

「ニーハオ」

と声をかけられ

「ニーハオじゃねえ」

とニコニコ笑っていました。単なる男前な日本人旅行者だった模様。

そんな様子を傍目に見ながらテクテクと歩いているとどこからともなく音楽が。

この人たち



続いてこの人



ロンドンの地下鉄で演奏してる人たちに

人前で演奏してお金をもらうというのはこういうことなんですよ

と諭したい。

東京の地下鉄であんな演奏してたらストレス限界のサラリーマンに刺されるよ、ホント。

さて、

ここからはバスに乗って

カタルーニャ音楽堂(世界遺産)。

モデルニスモの建築家Lluís Domènech i Montanerによる自然光の入る音楽堂。

ちなみに館内は写真厳禁です

ここ、トリップアドバイザーでサクラダファミリアをおさえ2位に君臨しているのですが、確かにすごく見応えがあります。

この時代の特徴なのでしょうけれども、とにかく細部へのこだわりが尋常でない。

たとえば、ひまわりをモチーフにしたシャンデリアが斜めになっているのですが、これは太陽を現している中央のステンドグラスに「向かっている」ということを現しているそうです。

また、左の柱にはカタルーニャを代表する音楽家(名前失念)の彫刻を、右の柱にはベートーベンの彫刻を施し、カタルーニャ音楽と世界の音楽の融合を現しているとか。

構想を全て詰め込む意気込みというか、情熱のカタルーニャ気質を感じます。

ただ、

世界の音楽家が集う場所ということで、天井に「バッハ」とか「モーツァルト」とか名前を書くだけ、っていうのはどうなんだろう。。

ここまでやるならせめて肖像画くらい描いてあげてはどうか。。

ま、そんな大らかなところも素敵ということで(適当)、

何にしても面白かったです。

その後、パエーリャを食べに海方向へ。

「日本人に分かりやすいパエーリャ」

ととあるブログに書いてあるお店でしたが、

なに人目線?

という疑問とともにそこに決定。

確かに、パエーリャを取り分ける前に

写真は撮らないのか

と言うほどに日本人慣れしているお店でしたが

十分美味しかったです。テラス席、直射日光で暑くて死にそうでしたが。




その後、海沿いをブラブラ散歩。市内とはうってかわった風景です。

波高い

どうなることやら

という不安で始まったのが嘘のように充実した旅行でした。

 もっとハム食べたかった

ゴシック地区もよかったです

次はイタリア。

2012/03/09

Barcelona2

朝食はなんといっても

ハムを食べて

 ハム勢揃い

朝食っていうか晩餐会?くらいの勢い

市内観光へ。

ロンドンですっかり味をしめた乗り降り自由の二階建て観光バス。

若い頃は観光バスとかありえない選択肢でしたが便利すぎる。

そんなわけで、

まずはサクラダファミリア、言わずとしれた世界遺産です。

まだまだ建築中

横から



 壁に施されているレリーフがとにかく細かい




中は意外に新築

見上げると腐海の底っぽい





全てを背負わされているかわいそうなカメ
口が開いているところがまた。。

途中までリフトに乗ってから階段で塔を登ります。高い。狭い。閉所恐怖症の人は多分アウト。

塔を降りてるところ


塔の途中から見えるバルセロナ
なんでガーキン??

2026年には完成させたいようですが、こうなってくると何をもって完成というのかなかなか難しそうです。

次はグエル公園(世界遺産)?

と思ったも、バスに乗り切れない程の人が停留所にいるのを見てスルー。

Casa Mira(世界遺産)、もCasa Batllo(世界遺産)も人が並んでいたのでスルーした私たちが行ったのは

Tibidabo遊園地(閉園中)

バスの備え付けガイドで、「ケーブルカーで登ると」、「バルセロナを一望できる素晴らしい景色が見える」と聞き、まず興味をひかれた高いところ好きの私ですが、

なんといっても、続けて言った

「なお、現在Tibidabo遊園地は閉園中です。」

というのが決め手だったと思います。

ちなみにJ君は「ケーブルカーで登る」にやられたんだろうと密かに思っています。

誰もいないバスに乗り込んで、ケーブルカー乗り場まで行くとまばらにしか人がいません。

これがあのフニクラです
♪フニクリフニクラ、フニクリフニクラ↗の

我先にと先頭へ向かう人々を傍目に、

昇りのケーブルカーは後ろに見える景色がキレイなのよ

と後ろを陣取ります。徐々に目前に広がるバルセロナ。上に到着すると

まさにバルセロナを一望
マヨルカ島まで見えるそうです

 そして閉園している遊園地
奥にある教会はシンデレラ城的なものではなく本当の教会


これ、腰くらいの高さまでしか柵がないのにすごい高さまで上がる
限界に挑戦、みたいな乗り物
ちょっと乗ってみたいけど絶対上で後悔すると思われます

眼下に広がるバルセロナは素晴らしいの一言です。

しかし、本当のエキサイトメントはここから始まるのでした。

この教会、2ユーロ払うとリフトに乗れるのですが、

 Temple Expiatori del Sagrat Cor
パリのサクレ・クール寺院を真似たとのこと

リフトをおりるとテラスに出てさらに上へ上へ向かう階段がいくつも続きます

(一つの階段が続いているわけではなく、テラス的なところへ出てグルリ一周していると、「あ、また階段あった」みたいな感じ)。


 不思議な静謐感が漂う教会です
人がいなかったので余計に

 途中のテラスから1

途中のテラスから2

これをひるむことなく登り続けると

なんと教会の頂上にあるキリスト像の足元までくることができます。



果たしてここまで観光客を登らせることに意味があるのか全く不明ですが(ちょっと手すりがある程度で相当狭く怖い)

なんだかちょっと不思議な万能感。


バルセロナ一望というより
もはや空

この教会とキリスト像は市内のどこからも見えるので(特に夜はライトアップされるため鮮やかに見えます)、後々、

あそこまで行ったねー

と思い返す事もできます。


ホテルの屋上からも見えた(矢印の先)

完全に行き当たりばったりでしたが(いつも)、すごく思い出深い場所となりました。

ただ、ここであまりにテンションが上がりすぎて力尽き、その後の観光バスは概ねウトウトしていました。

バルサ??バルスじゃなくて?


みたいな私にはFCバルセロナのスタジアムなんかは有り難み的には広島市民球場くらいだから別にいいけど(暴言)。

この日の夜は、

La Sarte

二つ星スペイン料理レストランです。

J君のスペイン人の同僚が

肉はブルー(片面又は両面を数秒程焼いた程度)で食べるものだ

と言うのを聞いて、

さすが、狩猟民族。気長に稲育ててる我々とは違うわー。

と思ってましたが、私、開眼。

肉、生が美味しい。


ここはアミューズも前菜もデザートも相当美味しかったのですが、あえて肉にだけ言及したいほど青天の霹靂でした。これからは

え、肉焼く派?

とか言ってしまいそう。

 J君の前菜
あまりに美しいのでJ君が携帯でこっそり撮った


二人で動けない程食べて(アミューズ3品、前菜、メイン、デザート、プチフール)、少し飲んで(cava3杯+espresso)、

220euro。

何か入れ忘れてるのかな、と思って確認した程でした。

また行きたいなー。

まだ続く。

2012/03/08

Barcelona1

バルセロナ

行って来ました。初スペイン。

実はバルセロナ、今まで2回ホテルと飛行機予約して後は行くだけという状況から諸事情で行けなくなったという経緯があり、

すんなり行ける気がしないな

と弱気でした。

人間、

弱気だと悪い運気を呼び込みます。

案の定、

私、前日に花粉症を発症(J君ネトル茶を探す←花粉症に効く)
↓
朝6時に予約していたタクシーが遅れるとの連絡(J君怒りのキャンセル)
↓
私、搭乗直前に鼻血吹く(J君ウケる)
↓
ケアしている間に搭乗口閉まる(J君走る)
↓
荷物出てこない(J君キレる)

我々のカバンとほぼ同じタイプの他人のカバンがいつまでもグルグル回っています。

M「あーこれは間違って持って行っちゃったかもね。。」


J「代わりにこの荷物持っていって中見て連絡して持ってこさせるか」


うん、その選択肢は予想外。

キレまくるJ君をなだめ係員に申告。

カバンの持ち主の個人情報よこせ

とのJ君の要求もすげなく却下され(当たり前)、出てきたら連絡するとのこと。

そうは言っても、S君(留学生友達)の荷物は結局出てこなかったんだよね。。

と最近聞いた話を思い出し、旅の行方に暗澹たる気持ちになりながら底の抜けるようなバルセロナの青空の下に立った瞬間

フラグが立った。

ここから先事態は全て好転。目の覚めるような快進撃。

まずはホテルCasa Fuster

カタルーニャ音楽堂を建築したモデルニスモ建築家
Lluis Domènech i Montanerによる建築だそうです。借りてきた画像。






部屋自体はそれほど広くないけど、

 ウォークインクローゼットの奥へシンクとバスタブ。
更にその奥へシャワースペースとバスルームは完璧。
アメニティーはLOEWE


建物はもとよりスタッフの対応もお部屋もアメニティーの充実度も(日本並)素晴らしいホテルでした(リネンは普通)。

今まで行ったホテルの中でも一番よかったかも。

あまりのホテルの素晴らしさにすっかりご機嫌になり

服がないなら買えばいいじゃない

とホテル近くのMax Maraで物色中、

ニモツミツカッタ。ホテルトドケル。

との連絡が。チッ。


そうとなればもう無問題。じゃ、ランチにタパスでも食べますか、と言いながら歩いていたら

ここ行ってみる?

J君のレーダーが何かを感知した模様。珍しく飛び込みで通りがかりのお店へ入ってみると

大勝利。

どれも美味しかったですが、特に私はトマト。pan con tomate(パンにトマト)用のトマトが絶品でした(基本的に前菜とかアミューズに心奪われるタイプです)。

パエーリャ頼んだらイカスミだったので失敗したかと思いきや(私苦手)、これも全然臭みがなくて美味しかった。


イカスミパエーリャ
イカやわらかい

後で調べたら星持ちシェフプロデュースのバルだったそうです。全然期待していなかっただけにホントに美味しく頂きました。

その後、地下鉄に乗ってサクラダファミリア。

地下鉄では、チケットを買おうとしていたら物乞い風の若者がすごい早口で

シングルトリップだと一人2ユーロ、往復して二人だと4回乗るから8ユーロ。でも、10回券だと9.25ユーロなんだ。お得だろ?しかも1枚で何人でも使えるしバスでも使えるんだ。シングルトリップで10回乗ったら20ユーロなのに9.25ユーロなんだよ、お得だろ?でも、どうするかは君たちの自由。じゃ!

と機械を操作しながら英語で教えてくれました。

あまりのテンションの高さと物乞い風の容貌に意図を図りかねていたら他のチケットを買っている人のところへ行って今度はフランス語で説明していました。

おそらく

観光客にお得な10回券を紹介しておつりの0.75ユーロをくれたらいいな

ということなんだと思うのですが、その語学力他に使い道があるだろう、と思いました。バルセロナの物乞い、ポテンシャルが高すぎる。

その後、サクラダファミリアを外から見てまた地下鉄でランブラス通り。

この辺りでバルセロナは日本人すごく多い、という印象に確信を持ちます。ロンドンなんかより全然多い。

更に、サンジョセップ市場。

関西弁の男の子二人が店ごとに
値段比較をしながら生ハムを物色していました。
全然関係ないけど
関西弁の男の子がライバル役に設定されがちなのはなんでなのかしら
(例 服部平次、堺一馬)とふと思いました。



生ハム購入。
ずっと噛んでいたい。



夜はCal Pep。昔はローカルに人気だったのが今は観光客に大人気らしいバル。

どんなに人気が出ても味が崩れない、バルセロナで一番のタパス、伝説のバル、感動して咽び泣いた、などブログでの評判がすごく高かったので(一部脚色)、すごく期待してしまってました。

これダメ。ダメパターン。

昼のバルより美味しかったと思いますが、目の前で作ってくれるので熱々ですが、

うーん、そんなに???

各方面で強くオススメされていたあさりもシーフドフライも食べたけど、

作り立ては美味しいよね☆

の域を超えている気はしませんでした。というか、素材勝負な料理についてはこれはもう我々JPですからね、やむを得ないのかもしれません。

でも、トルティーヤはすごくすごく美味しかった。外ふんわり卵、中は卵、ジャガイモ、タマネギ、チョリソーがトロッと一体化。上にはガーリックマヨネーズ。



J君が発音してみたかっただけの
クレマカタラナ
クリームブリュレです。

続く。