2010/09/30

shipping

待ちに待ち続けた船便が到着です。

ここのところロンドンの気温はぐんと下がり、

何度もその辺の手頃なコートを買ってしまおうか

としましたが

船であの子たちが来るから・・・

と適当なジャケットなどでごまかしごまかしやってきたので

喜びもひとしおです。

コートもダウンもブーツもマフラーもニット帽もみんなやってきて

ワードローブ全員集合です。

幸せ・・・。

スーツやピンヒールなど

当面必要のないものも山のようにやってきましたが

眺めているだけで結構幸せです。

自分が思っていたよりも

スーツ着て仕事しているのが

好きだったのかもしれません。

セーター着て、ジーンズにブーツでジャケットはおるお気楽な学生生活も楽しいですが、

あまりの緊張感のなさに

太ってしまいそうです。


2010/09/26

film

大学への登録も終わり、

来週からは1週間かけて各コースの紹介などがあるようです。

そんな中の週末

近くの映画館に行ってきました。

EAT PRAY LOVE

ジュリアロバーツ、ご出演です。

wikiによると御年42歳だそうですが

相変わらず驚異的に美しく、

もはや同じ人類なのか疑わしい。

映画自体は

別れたり復縁したりしながら結婚してみたも常に受け身な夫に不満がつのり不幸な毎日を送るよりはと突然別れを切り出し離婚。その後、若い俳優と恋に落ちるも生活習慣の違いから喧嘩が絶えずどうしても幸せになれないと嘆く毎日。こんな不幸なままで歳を取っていくわけにはいかないと、イタリア、インド、バリへの自分探し旅行を決行。各地で色んな人に出会い諭されながら、美味しいものを食べ、たまに瞑想する、

という、いわゆるmidlife crisis(中年の危機)を打開しようとする女性を描いた映画で、女性のmidlife crisisを取り扱った点は新鮮でした。

しかし、ジュリアロバーツの起用が映画のテーマを相当不明瞭にした模様で、映画終了後のトイレで

彼女はキレイだからあんなに次から次へと男が現れるんだよね

と話し合ってる人などもいて、

同じ映画、観てた?

という感じです。

また、

J君に言わせると

身勝手な女の話

とのことで、

みもふたもありません。

確かに、結局そこなの?、といまいち観た後もすっきりしないので、

ジュリアロバーツがすごく好きか、

引っ越したら近くに映画館があったからちょっと行ってみようと思う人

以外にはあんまりおすすめじゃないかもしれません。




話は全然かわりまして、

頭部を食べるということで

かねてよりその猟奇性が取りざたされている例のテレビアニメですが

食パンのナゾが解明された模様です。

こちら

2010/09/20

Work Placement II

体験入所が終わりました。

以前にも書きましたが

事務所とあまりにも雰囲気が似ているため

最後の方は普通に出勤しているような感じでした。

隣に座っている女性弁護士とランチのメニューを見ながら

今日何にするー?

と話し合ったり、googleで画像検索しながら

ウィリアム王子はいつが一番かっこよかったか、

と盛り上がったりしていると

最後に行った出向先を思い出しました。

(リーガルが皆女性でそれは楽しかったのです。)

仕事の内容自体はやはり所詮体験入所なので

事務所のドキュメントにはアクセスできなかったりして

イエス!エキサイティング!!

という感じとはほど遠い感じでしたが、

事務所の雰囲気が日本とあまり変わらない

ということと

オフィスアワー以降または週末にくるメールは

例えBlackberryを持っていようとも

次の日以降の対応で構わないという共通認識がある、

ということがよくわかったので実り多い体験入所でした。


               オフィス内部から。奥はテムズ川。

2010/09/19

Royal Court of Justice

今週末、

ロンドンではOpen Houseという

普段は閉まっている公共機関や銀行が

一般市民に開放されるというイベントがありました。

一応法曹の我々としては一応行くかということで一応行ってきました。

Royal Court of Justice

裁判所です。

法廷は意外に小さく、

傍聴席と裁判官の間が非常に近い。

特に印象的だったのは傍聴席が階段式になっていて

一番上の席だと裁判官と目線が同じになってしまうというのと

被告人が裁判中にケージの中に入っているということでしょうか。

いずれも日本ではちょっとありえなさそうです。







来館者に台本を配って演じさせる模擬裁判などもあり

大変面白かったです。

刑事事件については基本的な流れは日本と同じようですが

カツラばかりは意味不明。

位によってかぶるカツラも異なるようで書記官らしき人に至っては

小皿サイズの毛を頭にのせるだけという

もはやイジメのような仕打ちです。



財務省や金融庁に行っても面白いかなと思いましたが

やはり裁判所で正解だったと思います。

建物も法廷も重厚で趣きがあって

いかにも重要なことが行われているというドラマチックな感じが

素敵でした。

でも、

私は日本のあの

事務的で簡素な地裁に宿る

不思議な静謐感



とても好きです。

2010/09/15

tube

最近は

通勤のため朝のラッシュアワーに電車に乗るのですが、

これが結構色々イギリス事情が分かって面白いです。

例えば、

さすが英国紳士なのかどうなのかわかりませんが、

途中で目の前の人が席を立っても周りに女性がいたら普通座りません。

これは、エレベーターやドアなんかでも結構本当に徹底されていて

女性がいれば女性が優先

素晴らしい。

誰かが来るのが見えた瞬間に

閉まるボタンを高速で連打する病んだ人たちの国

から来た私としては素直に感動せずにはおれません。

また、

基本的に知らない人とは目を合わさないようです。

このためかどうかは知りませんが、電車でも、皆、一心不乱に新聞やタブロイド紙を読みふけっています。

持っていなければその辺に落ちている新聞やタブロイド紙を拾ってでも読みます。

これはかなりきちんとした装いの人でもやるので、落ちているものを拾って読むことには全く抵抗はないようです。

そして読み終わったら座席に投げ捨てて降りていきます。

エコ?

携帯を取るのはマナー違反ではないようですが、

大きな声で長々と話していると、皆で一斉にチラチラ見ます。

チラ見で非難というのは日本と同じようで、

非難の程度も「眉をしかめる」が最大限で決して身振りで止めるよう促したり、声に出して注意したりはしません。

なんだか日本人のようですが、

駅員にクレームを言ったり新聞に投書している様子はありません。

朝の電車は会社勤めの人が多いせいかスーツ姿の人が8割です。

同じスーツ姿でも

明らかに仕立てのよいものを着て磨き上げられた靴を履いている一群がおり

これがクラスの違いなのかしら

と一瞬思ったりしましたが、

日本でも

単なる主婦がバーキンを持ったり、

数億稼ぐ弁護士がパジャマかと思うような姿で登場したりするので、

必ずしもそうとは一概には言えないな

と思い直しました。

2010/09/09

Work Placement 1

ロンドンの法律事務所に

体験入所中です。

というと

何かダイナミックな出来事が起こっているようですが

バンキングチームに配属されたせいか

あまり違和感を感じません。

むしろスーツを着てPCの前に座り

イスラム金融について日本語で調べものなどをしていると

事務所にいるかのような錯覚さえ起こします。

ファイナンスロイヤーなんて

世界中のどこにいたって

一緒なのでは

ということがよくわかりました。

心なしか周囲のロイヤーの皆さんも、

日本と同じく内向的でシャイな感じ。

個人主義で基本的に研修生(サマアソ)は放置なところも

また同じ。

それにしても

同じ年頃の人で

研究者でもないのに

こんなに長い期間、学生だとか研修生だとかをやっている人がいるんだろうか

と思いましたが

すぐ隣にいました。

よかった。

2010/09/05

seven sisters

語学のコースも、

そういえば私、授業とか苦手なんだった・・・

という身もふたもない結論とともに無事終わっていきました。

まあでも

それなりに友達なんかもできたような気がするので

よかったかな。。

というわけで

この週末は

J君とともに

ロンドンアイに乗ったり

Seven Sistersまで車で遊びに行ったり

デパートで買い物したり

遊び回っていました。

明日からは2週間

ロンドンの法律事務所で

勤務予定です。


左の観覧車がロンドンアイ

ロンドンアイからみたビッグベン

白い断崖絶壁が続くSeven Sisters

絶壁とわたし

2010/09/01

day 30

語学のクラスですが、

最終週を向かえ無事みんな課題を提出したため、

全体的に

全くやる気がなくなった模様です。

昨日の午前中は、

連休明けということもあり

クラス16人中、出席者は7人

だったそうです(出てない)。

私としても

起きたらJ君がいて

交わす話題も

住んでいるところも

食べるものすら

先週と今週で大きく変わってしまったうえ、

クラスもそのような感じなので

何か違う世界にいるような不思議な感じです。