2011/06/25

Kung Fu Panda 2

観てきました。

3Dで観ましたが映像も楽しく

ストーリーも起承転結の黄金比(20/45/20/15)で(推測)

安心して楽しめました。

いつも思いますが、

欧米人のパンダイメージは

愛らしく無垢という日本人のパンダイメージと異なり

どちらかというと

熊科の肉食動物(笹は爪楊枝)

という印象が強いような気がします。

基本ちょっと悪そう。


そういえば、今、Economist(雑誌)が

中国は西にとって脅威?それとも友人?

という広告(エコノミストなら色々な意見が読める、という感じ)を駅などに出しています。

 good panda

evil panda

もはやそんなことを言っている場合ではないのでは?

と思うほどにチャイナマネーは世界経済の要になっている気もしますが

それよりも

パンダの目の周りを逆さにするだけでこんなに悪そうになるんだ

ということがまず驚き。

2011/06/21

Exam 6/6

試験勉強を始めた時はまだ冬でした。

その後、

冬が終わり春が来て、

夏を迎えるのかと思いきや

既に初秋の雰囲気が漂うロンドンですが、

ようやく試験が終わりました。

一言で言うなら


長いわ!



手応えとしては3勝1敗2引き分け?

この1敗が結構怖い1敗です。

問題文を読んだ瞬間、配り間違えたのかと表紙を確認したほどに

これ何の話?

折しもその日は大荒れの天気、

窓を打つ雨音を聞きながら

震える指先で(緊張すると簡単に震える)

問題文を再度確認。

どうにか書けそうな問題を選択したも

時は既に45分経過(全体で2時間15分)。

時計を確認した瞬間、

空に稲妻が走ったときには、

コントかと思いました。

試験終了後も

あれはああ書けばよかったのでは、とか、こう書けばよかったのでは

というフラッシュバックに悩まされましたが、

中国人クラスメイトとの話し合いで

あのドイツ人顔はいいけど性格が歪んでるから仕方ない

(あのドイツ人=講師)

という結論に至ってからは、そういえばそうだったと何故か落ち着きを取り戻しました。

このドイツ人講師、

すごい皮肉屋のうえ差別的な発言が多く、

特にフランス、中国はよくネタにされていました。

中国に至っては、とある国際法の条文に対する中国人律士の意見を紹介し、

「コミュニストがそんなこと言うなんて。ハハ、コミュニストなのに!」

といった具合で、

最前列にずらり並ぶアジアの人達はタイ人だと思ってるのかな?

と疑問に思わずにはおられませんでした。

かく言う私も、

国際法上の条文と日本の民法上の条文を比較するプレゼンの途中に、

「そうそう、ドイツと一緒だね。日本はドイツが長年大変な努力をして作り上げた法律を、なんの苦労をすることもなくそのまま採用したんだ。さすが日本人、効率的だ!」

と言われたことがありましたが、

しばし驚きの表情で見つめた後、小首をかしげながらスルーしたところ、

バツが悪そうにしていました。

打たれ弱い。


試験が終わって愉快痛快!

という話を書こうと思っていたら何故か

あのドイツ人ホンマムカつくわ話

になってしまいました。

2011/06/17

Exam 5/6

あと一つ!

と喜んでいるところに

天災は忘れた頃にやってきました。

図書館からの帰り、駅で高校生くらいの黒人の男の子が自己紹介をしながら周囲の人に握手を求めていました。

ティーンエージャーにありがちなよく分からないテンションだったのですが

素無視はまずいと第六感が告げ、とりあえず握手を交わしました。

その後、電車が来たので乗り込むと

握手の男の子とその友達3人が同じ車両に乗ってきました。

乗って来る段階から大騒ぎ。

伝わるかどうか分かりませんが、ティーンエージャー独特の騒ぎ方というのがあって周囲の人たちにひたすら絡んで行くスタイルです。

日本のヤンキーにもその絡み方は似ていますが、異なるのは、

限度がない可能性がある点です。

そんな彼らに、

アジアの女が看過される訳なく、

案の定

右横、左横、前、に握手の男の子以外の男の子が座ってきました。他の席はガラガラです。

ああ、こういうこと昔もあったな、高校で

と思いつつも

悪いけど、私、席変わるから。

と言ってすぐに立ち上がりました。

途端、色々わーわー言い始め、

付いてきたら困っちゃうなぁ、と思っていたところ、

最初に握手した黒人の男の子が

その人は放っといてあげろ

と言ってくれたのでした。

握手しておいてよかった

と思いつつ、次の駅で降りたのでした。

次に来た電車に乗り座ったら、指先が冷たくなっていました。

結構やっぱり怖かったです。

2011/06/13

Exam 4/6

あと二つ。。

ここに来てやたらと長く感じますが、周囲は着々と終っている模様で、

久しぶりに来た自分の大学の図書館も随分空いています。

 ピーク時は早朝から席争奪戦

地下1階。常に壊れているプリンター。


試験も4つ目になると色々あり、先日受けた試験ではちょっとした事件が。

その試験は条文の持ち込みができる試験だったのですが、持ち込み資料には書き込みをしてはいけないというルールがあります。

ところが、

同じクラスの中国人の女の子が持ち込んだ条文に書き込みがあったらしく、試験中に試験官に取り上げられてしまいました。

問題にもよりますが、事例問題を選んでいた日には条文なしで乗り越えるのは至難の業。

そのため彼女も

なにやら懸命に弁明したり、

試験官が取り上げようとする条文を掴んで離さない

などまさかの引っ張り合いを繰り広げたのですが、

健闘むなしく持って行かれてしまいました。

後日、

図書館で彼女にばったり会ったので事情を聞いてみたところ、

中国語で

「ベストを尽くす」

と書いていたのを見咎められたとのこと。

試験官には読めようがないので仕方ないとはいえど

年若い彼女の意気込みを思うとやるせない気持ちになり

「私なんて手元に条文があっても全然ダメだったよ〜、だから大丈夫!」

となぐさめたつもりで

事実なのが

また残念でなりません。

2011/06/06

Exam 3/6

試験も半分まで来ましたー。

ここから2週間かけて後3科目。

ようやくゴールが見えてきました。

ところで、

久しぶりの筆記試験は

司法試験の論文をありありと思い出させます。

長い受験生活は身体にも染み込んでいるようで

試験開始と同時に

何のためらいもなく

問題用紙のホチキス止めをスパーンとやぶり離したときは(答案構成のためいつもそうしてた)

我ながら心底驚きました。

周囲と試験官はより驚いていましたが(試験官、飛んできた)。

無意識っておそろしいですね。

(特に問題にはなりませんでした。試験官も勢いに驚いただけの模様)

2時間、フルで書いて書いて書きまくった後の充実感も

また懐かしいです。

書き始めてから問題文を読み間違えたことに気付くあの

背筋がヒヤッととする感じは

出来れば思い出したくなかったけど。。